ちょうど、娘が小学生、五年生の終わりに差し掛かった頃です。彼女は週二回、クラシックバレエのレッスンに通っておりました。
レッスンを始めてまもなく三年目、早くも来月からトウシューズを履くことが許されたとうれしそうに語ってくれたのです。
トウシューズ履くのが楽しみ!
ですが、ある日、娘はバレエ教室に入室して以来、初めてレッスンを休みました。
ママ今日休んで良い?
あれだけ夢中になって通っていたのになぜ・・・?
夕食の時間になって、彼女がぽつりぽつり話しはじめたことに、私は衝撃を受けました。
「子供のすね毛の産毛の悩み」が習い事を休んだ理由だった
前回レッスンの際に、脛に生えている毛がとても濃い、まるで男の人みたい、と何人かの女の子に大笑いされたとか。
娘によく聞いてみると、学校の体育の授業で着替えをする際にも、隣の席の子から
〇〇(娘の名前)ちゃん、毛が濃いめだね
と言われたんですって。
確かに彼女、多少の毛はありました。口もとにも若干、うぶ毛が生えていますが、思春期を迎える女の子にはたくさんいますよね。
でも、皆で笑うとは…!これでは、いじめではないですか・・・?
と私自信も子供から事情を聞いた時はつらかったです。
まずは子供の産毛に定番の2つの方法を試した
そこで、産毛の処理をすることにしました。最初にしたこととしては、定番の2つの方法を試してみました。
かみそりは「剃った後が気になる」
▼使ったかみそりはシック L ディスポ
はじめにしたことは、女性用の剃刀を買って、脚の毛を剃りました。
かみそりのメリット
かみそりは、何といってもお手軽です。
ドラッグストアで買えますし、毛が薄く、生え方のスピードがゆっくりしている方には問題なく使えるのではないでしょうか。
かみそりのデメリット
マイナスポイントとしては、肌が弱い人には向かないことです。刃物ですので、慣れないと肌を傷つけてしまう、なんてケースも起こりえます。
また、娘のように成長期で毛が濃いめのタイプですと、剃った後、毛が再び生えてくる過程で、手に触れても見た目でも「ごわごわ・じょりじょり」が目立ち、気持ちの悪さを感じる人も多いかと思います。
かえって毛が濃くなった気がする・・・目立つし、じょりじょりして気持ち悪い
娘も1週間もしないうちに、ごわごわした毛が生えてきました。
除毛クリームは「ニオイが苦手」だった
除毛クリームは(ヴィーナスラボ タラソボーテエピクリーム)の使用しました。
独身時代に脇の下を永久脱毛した私には何10年ぶりの除毛クリームでした
除毛クリームのメリット
脱毛クリームの良かったところは、塗るだけで、毛を細く弱々しくしてくれ、そのままふき取るだけでよい点はスピーディーで◎です。
除毛クリームのデメリット
開口一番、娘の発した「くさくて苦手!こんなクリーム使いたくない!」。娘の意思を尊重して使用を止めました。
こちらの商品はパーマ剤のような独特なにおいがして、娘は苦手なようでした。
成分由来の強いにおいと肌への刺激性は、嗅覚がデリケートな人では、「むせる」ほどの衝撃を感じることもあるかもしれません。
▼ミュゼコスメのような特別製法で除毛クリーム特有のニオイをカットしているものを使えばよかったかもと後からになって思います。
脱毛クリームを塗っていると、たまっていた気持ちが、どっとあふれ出たように、娘はワアワア泣き始めました。
彼女が体毛のことで深く傷ついていることを思い知らされたのはこの時です
このままではいけない、問題解決への対処を決心しました。
かみそりも除毛クリームもダメ!結局脱毛クリニックへ
ならば、プロの力を借りるしかない
放課後の娘とまず一緒に受診したのは近所の皮膚科でした。
アトピー治療に定評のあるドクターでしたが、娘の脚を見て
思春期にはよくあることです。そのうち生えてこなくなりますよ
意外な言葉に、娘も私も言葉を失いました。悩んでいるからこそ受診したのに…。
病気じゃないんだから、あまり気にしないように
とのドクターの言葉を背に、私たちは母子は失望感とともにクリニックを後にしました。
10代でも対応している美容皮膚科で脱毛した
確かに、気にしないということは大事かもしれません。ですが、今の悩みの解決方法だとは思えなかったのです。
結局、ネットを検索して、10代にも対応してくれる美容皮膚科を探し出し、そこで、脱毛を受けることに。
結果、特に痛みが伴うこともなく施術を受けて、解決に至りました
娘は現在は毛の悩みもなく、学業とバレエを両立させています。
自分の体験を話して子供の不安を解消してあげてほしい
子どもの体毛の悩み、とくに女の子の場合、親が思っている以上に深く傷ついていることもあります。
手軽なところでは剃刀や除毛クリームなどさまざまな対処法がありますが、それでは解決ができなかった場合は、一度、親子で専門のクリニックの門を叩いてみることをおすすめします。